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Anime NYCにブース出展しました

 クレアニューヨーク事務所は、2022年11月18日から20日にかけてニューヨーク市のジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターで開催されたAnime NYCにブース出展しました。

【Anime NYCの概要】
 Anime NYCは、Left Field Mediaが主催する日本のポップカルチャーをテーマにしたコンベンションイベントです。アニメ関連企業などによるブースの展示が行われるほか、ステージイベント、パネルセッションなどが開催されます。
 当事務所は、2019年から本イベントに参加しており、今年で3回目のブース出展(2020年は新型コロナウイルス感染症の影響によりイベント中止)となりました。
 今回は、3日間合計で昨年を上回る約55,000人のアニメ・マンガファンが来場しました。パンデミックによる渡航制限がなされていた昨年と比べると、日本からの参加企業も大幅に増加し、約200社が出展しました。各企業が設置したブースは、たくさんの来場者で賑わっていました。
(会場内の様子)

 [ONE PIECE FIRM REDブース]

 [チェンソーマン記念撮影ブース]

 [進撃の巨人記念撮影ブース]

 [ガンダム・エクスポUSAブース]
 また、パネルルームやイベントホール、コミュニティステージでは、合計で100時間を超える各種イベントが開催され、「進撃の巨人」の作者である諌山 創氏のトークショーや、劇場版アニメのプレミア(先行)上映&声優古賀 葵氏(「かぐや様は告らせたい」・四宮かぐや役)によるゲストトーク、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の主題歌を歌うアレキサンドロスのライブなど、日本から多数のゲストが出演していました。

 [パネルイベント]
 会場は、コスプレをした多数の来場者であふれており、昨年出展した際に多く見られたワンピース、NARUTO、僕のヒーローアカデミア、進撃の巨人、鬼滅の刃、ポケモンなどのコスプレイヤーのほか、日本でテレビ放送が始まったばかりのチェンソーマン(2022.10.11放送スタート)のコスプレイヤーが多数見られ、当地のアニメファンがリアルタイムで日本の最新の作品を追いかけていることが感じられました。
(会場内のコスプレイヤー)

【クレアブースの活動報告】
 当事務所は、来場者の訪日意欲を醸成し、東京や大阪といったゴールデンルート以外にも目を向けてもらうため、アニメやマンガとのコラボによるインバウンドに取り組んでいる地域のプロモーションを行いました。(一社)アニメツーリズム協会より提供いただいたアニメ聖地巡礼マップのほか、各自治体が作成したパンフレットやポスター、動画などを用いて、各地の魅力をPRしました。

 [各自治体のパンフレット]

 [アニメ聖地巡礼マップ]
 クレアブースには、3日間を通じて多数の来場者が訪れました。昨年出展した際には、パンデミックによる渡航制限により来場者の訪日旅行の目途が立っていなかったことから、直接の旅行計画に結びつくようなプロモーションが難しい状況でしたが、今年はすでに訪日旅行(概ね2月~8月に旅行予定)を計画している来場者が多数見られました。
 その方々に話を聞くと、旅行期間は10日~2週間、訪問地は5か所くらい周りたいと考えているものの、具体的な訪問先は東京、大阪又は京都しか決まっていないという回答が多く見られました。そこで、それら以外の旅行先の候補として、アニメ作品などとコラボをしている地域があることを紹介し、作品との関係性のほか、地域の観光名所や特産品、東京からのアクセス方法などを案内しました。中には興味津々でパンフレットを手にとり、「これで旅行の行き先の目途がついた。」という声も聞かれました。
(クレアブースを訪れた来場者)


【最後に】
 当事務所では、北米圏における自治体の経済活動の支援として、イベントへのブース出展によるプロモーションを行っています。今回出展したAnime NYCは日本ファンの方が多数訪れる、プロモーションの効果が非常に高いイベントの1つです。今後も日本ファンが多いイベントなどにフォーカスしながら、効果的なプロモーションを行っていきます。

(安浪所長補佐 熊本市派遣)