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ニューヨークで備前焼・備前刀の展示会を開催

11月5日、ニューヨーク・マンハッタンにある大西ギャラリー(※日本の美術工芸品をメインに展示する日本人経営のギャラリー)にて、備前焼・虫明焼・須恵器、そして備前刀の展示会及びレセプションが開催されました。クレアニューヨーク職員もイベント準備、当日の運営補助などのサポートを実施しました。

本イベントは岡山県備前市と瀬戸内市の共同事業として実施されているもので、備前焼や備前刀などの工芸品の魅力を海外へ広めることを目的としています。ニューヨークでの開催は、今年2月のジャパンソサイエティでのイベントに引き続き、今回が2回目となります。

会場には、人間国宝の伊勢崎淳氏をはじめ、備前市及び瀬戸内市の作家約30名の作品が並び、展示とあわせて作品の販売も実施されました。レセプション当日は、現地のコレクターやメディア関係者など多くの来場者で会場が賑わいました。また、本イベントにあわせて備前市から渡米した2名の備前焼作家に熱心に質問をする参加者の姿も見られ、ニューヨークにおける日本の工芸品への関心の高さを改めて感じる機会となりました。

今回の展示会を通じて、備前焼や備前刀をはじめとする日本の伝統工芸品の認知度がさらに高まり、販路拡大にもつながっていくことを期待しています。ニューヨーク事務所としても引き続きこういった自治体の海外活動についてサポートを実施してまいります。

レセプションに集まった参加者
展示作品を鑑賞する参加者の様子