日本では1978年から10月1日を「日本酒の日」と定め、例年、各地で日本酒を楽しむイベントが開催されています。それは、遠く離れたアメリカでも同様で、一足早い9月27日、サンフランシスコにおいて、アメリカでも最大規模の日本酒イベント「SAKE DAY」が開催されました。
「SAKE DAY」はアメリカ最古ともいわれる日本酒のプロモーションイベントで、今年20周年を迎えました。この記念すべきイベントに宮城県がブース出展を行い、クレアニューヨーク事務所は海外活動支援として、ブースの出展補助を行いました。
宮城県ブースには6蔵から16品の日本酒が持ち寄られ、うち4蔵から蔵元の方が渡米し、自身が作る渾身の日本酒をPRしました。「SAKE DAY」はB to Cのイベントではありますが、インポーターの方も多く参加するため、製法や使用している酵母についてなど、専門的な質問も多く飛び交っていました。
大きな傾向として、食品の提供が無く試飲会であった「SAKE DAY」では純米大吟醸やにごり酒、リキュールといった華やかな味わいのお酒が好まれていたようでした。特に宮城県はフレッシュな日本酒を売りとしているので、多くの来場者の心をつかむことができたのではないかと思います。
アメリカにおいて、日本酒が日常酒として親しまれるお酒となるよう、今後も事務所として日本酒の普及啓発に取り組んでいきたいと思います。


