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国際姉妹都市連盟・太平洋地域会議に仙台市が参加

2011年10月11日

9月30日から10月1日にかけて、カリフォルニア州リバサイド市(City of Riverside)において、国際姉妹都市連盟(Sister Cities International)による環太平洋地域会議が開催されました。

会議には、リバサイド市の姉妹都市である仙台市の伊藤副市長も参加され、震災後、市長自ら義援金を直接仙台まで届けてくれたリバサイド市の支援をはじめ、世界各地からの支援に感謝の意を伝えると共に、仙台市の復興状況を説明し、震災の経験を世界各都市と共有していくことで恩返しをしていく、との決意を述べました。

仙台市のパネル展示等

会議場となったリバサイド市内のホテル・ミッションイン(The Mission Inn)では、10月1日から2日にかけて、仙台市を支援してくれたリバサイド市民に仙台市の被害や復興状況、仙台市の感謝を伝える展示イベントが行われました。来場者は、写真パネルや映像を見たり、用意された七夕の短冊に仙台市へのメッセージ等を書き込んでいました。

展示会場には、JETプログラムで仙台市のCIR(国際交流員)として働いた経験を持つオードリー・シオミさん(ロサンゼルス在住)も駆けつけ、七夕飾りの笹を持ち込んだり、来場者への説明を行うなど、積極的にサポートをしていました。オードリーさんは、ごく最近、外務省の事業で仙台市を再訪し、そこで展示イベントの話を聞いて支援を申し出てくれたそうです。

元JETプログラム参加者の活躍

以上の他、会議には、かつてJETプログラムに参加したラッセル・イリエさん(大分県ALT・JETAA 南カリフォルニア支部共同代表)、レネイ・ローパーさん(岩手県ALT・国際交流基金ニューヨーク事務所)もパネリストとして参加しました。また、同じくJETAA南カリフォルニア支部のマーク・ジュロヤさん(福岡県ALT)も駆けつけてくれました。

上席調査役 川崎穂高

Senior Researcher Matthew Gillam

所長補佐 兼次聡子