8月23日、ニューヨーク市の複合商業施設であるジャパンビレッジにおいて、日本の夏祭りの文化をニューヨークの人々に紹介する「ジャパンビレッジ夏祭り」が開催されました。イベントには、青森県黒石市、岩手県盛岡市、山口県山口市などの自治体が出展し、ステージでの郷土芸能の披露や、観光・物産のPRを実施しました。
会場に設けられたステージでは、黒石市が日本三大流し踊りの一つ「黒石よされ」を披露するとともに、来場者によるダンスコンテストを開催しました。盛岡市は「わんこそば大会」を、山口市は伝統的な祭りの踊り「大内の殿様」のダンスコンテストを行いました。特に、黒石よされのリズムに合わせて、大勢の来場者が一体となって踊る光景はとても印象的でした。
クレアニューヨーク事務所では、これら3市への海外活動支援として、各市や周辺自治体のパンフレット配布により、来場者へのPRを実施しました。会場内ブースではそのほか、青森県産セミドライりんごの試食や、わんこそばの販売、山口市へのツアー商品の紹介が行われました。日本の地方都市には行ったことがないという来場者が多かったものの、このように郷土芸能と観光、物産を組み合わせることで、来場者に3市の多くの魅力をアピールできました。
イベントでは、かき氷や綿あめなど、日本の夏祭りを代表する食べ物の販売も行われ、会場は大盛況となりました。クレアでは、今後も引き続き、海外への魅力発信を実施する自治体に対する活動支援に取り組んでいきます。

