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ニューヨーク市の自転車シェアリング(その3)無料でヘルメットを配布

2012年6月18日

自転車シェアリングのスタートを間近に控え、ニューヨーク市内各地で様々なイベントが開催されている。今回は、6月16日に開催されたCiti Bike試乗会に参加した。

イベント当日の朝、Citi BikeのFacebook情報で自転車試乗会とヘルメットの無料配布を知り、試乗よりも無料ヘルメット目当てに会場に。開始10分前に到着すると、ヘルメットコーナーにはすでに行列ができていた。「無料」の集客効果だろう。

「ヘルメットの使用は自己責任で、絶対に交通局その他を訴えません」というような免責同意書にサインし、頭のサイズを測ってもらい、実際に装着しながらフィッティングの説明を受け、質問がなければそのままヘルメットを持って帰る、という流れ。

更に別の同意書にサインすると、Citi Bikeに試乗できる。サドルの高さ調整は簡単で、シャフトの数字と目盛で自分のちょうど良い高さを覚えておけば、毎回素早く調整できる。試乗した自転車は極めてスムーズな乗り心地で、三段変速のギアチェンジは右手のハンドルで簡単に操作できる。荷台はないが、ビジネスバッグくらいまでなら前部にゴムバンドで固定することができる。

サドル調整で相当足が長くても大丈夫

ヘルメットは赤・緑・シルバーから選択

今回の試乗コーナーでは、先月のデモンストレーションで知り合いになり、その後も自転車シェアリングについてメールでやり取りしているボランティアのLeroy氏に再会。またも気持ちよくいろいろな質問に答えてくれた。Leroy氏のコメントも含めた自転車シェアリングに関する「良くある質問」は次回のブログで掲載予定。

参考

ニューヨーク事務所次長 園原 隆(東京都派遣)