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ジャズの本場ニューオーリンズ市を松江市代表団が訪問

4月19日から4月22日にかけて、松江市の松浦正敬市長が姉妹都市である米ルイジアナ州ニューオーリンズ市の誕生300周年記念式典に出席するために同市を訪問しました。
4月21日に行われた同式典には、松浦市長に加え、市議会議員、商工会議所の他、松江ニューオーリンズブラスバンドのメンバーが出席し、各国の駐米大使や同市と交流のある市長、関係者ら約450名と共にニューオーリンズ市誕生300周年を祝いました。
両市はともに作家小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が暮らしたことが縁で1994年3月に姉妹都市提携を結び、2005年8月にニューオーリンズ市を襲ったハリケーン「カトリーナ」の影響で一時交流が中断したものの、ジャズ演奏家の交流や市民訪問団の相互派遣、ニューオーリンズ市で行われたジャパンフェスタへの参加などを通して交流を積み重ねてきました。
今回の訪問では、同行した松江ニューオーリンズブラスバンドのメンバーが、ロヨラ大学においてジャズを学ぶ学生と共演を行った他、市内3カ所において演奏し、ジャズの本場で「When The Saints Go Marching In(聖者の行進)」や日本の「上を向いて歩こう」などを披露しました。また、ニューオーリンズ市では、毎年2、3月頃に「マルディグラ」と呼ばれる仮面舞踏会やパレードを行うカーニバルが開催されており、松江市では、その「マルディグラ」を子供主体の演奏パレードにアレンジした「リトル・マルディグラ」を毎年10月に開催していることから、演奏の合間に同イベントを積極的に紹介し、市民と音楽を通じた交流を深めながら松江市のPRを行いました。
また、ニューオーリンズ市の歴史や文化に関する資料を展示している博物館Royal Historic Collectionの訪問も行われ、ニューオーリンズの歴史や文化を学ぶ貴重な機会となりました。
5月からニューオーリンズ市では、新たな市長が就任することになりますが、今後も両市の交流が継続し、一層活発なものとなるよう支援をしていきたいと思います。

(柏井所長補佐 松江市派遣)

招待客として紹介を受ける松浦市長(右下)
演奏を披露する松江ニューオーリンズブラスバンド
Royal Historic Collection訪問の様子