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オーストラリアの元自治大臣が当事務所を表敬訪問

4月2日、オーストラリアの元連邦自治大臣で、現在、シドニー工科大学地方自治センター( Australian Centre of Excellence for Local Government)の理事長を務めるマーガレット・レイノルズさんが、ニューヨーク事務所を表敬訪問しました。同センターは、クレア・シドニー事務所が主催するクレアフォーラムに協力するなど、同事務所の重要なパートナー機関となっていることから、ニューヨーク訪問中のレイノルズ理事長が当事務所に立ち寄ってくれたものです。

レイノルズ理事長は、1979年にタウンズビル市の市議会議員に選出され、政治家としてのキャリアをスタートさせました。その後、1983年に連邦上院議員に選出され、以後16年間にわたり上院議員を務め、その間、1987年から1990年までは、連邦自治大臣の要職にありました。自治大臣在任中には、日本を訪問したこともあるそうです。

レイノルズ理事長は、原住民政策や障害者政策に熱心に取り組んでいるほか、もちろん元自治大臣として地方自治分野に造詣が深い方です。オーストラリアの地方自治体の事務は、「3つのR」、すなわち道路(Road)、資産税(Rate)、ゴミ処理(Rubbish)だという言い方がされてきましたが、もっと地方自治体に権限を与えて、自由な行政運営ができるようにすべきだとの話が、印象的でした。

写真中央がレイノルズ理事長・元自治大臣

2014年4月

ニューヨーク事務所 上席調査役 犬丸 淳