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東日本大震災のボランティアにスポットを当てたドキュメンタリーフィルム「Tohoku Tomo Documentary」の上映会を開催

2015年3月10日(火)、JETAANY(JET同窓会ニューヨーク支部)及び当事務所が共催して、「Tohoku Tomo Documentary」の上映会を当事務所で行いました。このフィルムは、元宮城県JETで、JETAAシカゴ支部の会長でもあるウェズレイ・ジュリアンさんが中心となり作成したもので、東日本大震災の復興に向けて活動する方々にスポットを当てたものです。

当日は、JETAAメンバーや東北にゆかりのある日本人の方など、およそ40名が参加しました。上映の前には、JETAANYの会長であるモニカ・ユキさんから上映会の流れなどについて説明があったほか、JICUF(日本国際基督教大学財団)のマーク・フラニガンさんからは、自身が宮城県の牡鹿半島でボランティアを行った際の動画の紹介がありました。

フィルムでは、東日本大震災により被災した地域の復興のため、物資支援やスポーツ、音楽など、様々な観点から活動する方々がインタビュー形式で紹介されました。出演者は外国人の方が多く、外国人の方から見た震災当時の東北地方の状況や、復興に向けて活動する彼ら・彼女らの心情を知ることができました。

上映会終了後には、フィルムの作成者であるジュリアンさんとスカイプを通じて質疑応答を行いました。上映会参加者からは、このフィルムを作成しようと思ったきっかけや、出演者をどのように選んだかなどの質問がよせられました。

震災から4年が経過し、岩手県及び宮城県で瓦礫撤去が昨年4月に終了しました。少しずつ復興は進んでいるところですが、多くの方がまだ仮設住宅で生活していることなど、課題は残っています。今回の上映会が、東北の状況を知っていただくきっかけになるとともに、今後更に復興が進むことに期待したいと思います。

「Tohoku Tomo」ウェブサイト: http://tohokutomo.com/

  

ニューヨーク事務所 所長補佐 松浦(宮城県派遣)