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KAKEHASHI Projectに参加している福島大学の学生が当事務所を訪問

みなさんは、「KAKEHASHI(かけはし)プロジェクト」という事業をご存知でしょうか?

このプロジェクトは、日本政府(外務省)が推進する北米地域との青少年交流事業の一環として、2013年度から2年かけて、計2,300名の日本の高校生・大学生等を米国に派遣し、同じく計2,300名の米国の学生を日本に招聘しようというものです。

先日(2014年3月7日)、同プロジェクト(派遣期間:3月4日~3月14日)でニューヨークに滞在していた福島大学の学生23名が当事務所を訪問してくれました。

始めに、当事務所の現地調査員であるMr. Matthew Gillamより、当事務所の活動等に関するプレゼンテーション(英語)を行いました。終了後の質疑応答では、学生から英語による活発な質問が相次いでいました。

続いて、学生側の代表者によるプレゼンテーションが、こちらも英語で行われました。テーマは、東日本大震災の影響により自宅を追われ、仮設住宅での生活を余儀なくされている子供たちのために、福島大学の学生らがボランティアとして実施している様々な支援活動についてです。

統計に基づく問題点の把握、それらを克服するための発想と取組、そしてこれからの支援の在り方を模索する姿勢など、発表時間が限られていたのが惜しまれるほどに、大変中身のある素晴らしいプレゼンテーションでした。

参加していた学生の一人に聞いたところ、本プロジェクトへの参加を希望する学生はとても多く、選ばれるためには書類選考や面接を経なければならないそうです。それだけ、今の日本の学生の多くが海外に目を向けているということでしょう。また、別の学生からは「明日はアメリカの大学でプレゼンテーションを行うので、今から緊張しています」という話も聞きました。

今後、国際社会の中で日本がより存在感を高めていくためには、彼らのような若き親善大使たちの活躍がとても重要になってきます。

今回訪問してくれた彼らが、世界に対して積極的に情報発信することのできる日本人として国際社会に羽ばたく日を、今から楽しみにしています。

当事務所を訪問してくれた福島大学の学生たち

記事担当:松重 直也(警視庁派遣)