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「NY NOW冬展」に奈良・石川県がブース出展!

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2016年1月30日(土)~2月3日(水)の5日間にわたり、北米最大級のギフト関連商品を集めた展示会「NY NOW(ニューヨーク・ナウ)」冬展が、ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催されました。「NY NOW」は年に2回(夏・冬)開催され、アメリカ国内外から2500を越える事業者が出展する商談会を兼ねた大規模な展示イベントです。日本の自治体からは、昨年に引き続き、奈良県と石川県が自治体単独ブースを出展し、県内事業者の海外展開を支援しました。

2012年に日本の地方自治体単独として初めて同商談会にブース出展して以来、今回が4回目の出展となる奈良県は、県内の5企業を集めた共同ブースを設置しました。和紙を使用したマスキングテープや消防車の消火ホース・シートベルトを再利用して作られたバッグなど、ユニークな商品を多数取り揃え、ブース訪問者へ熱心に商品の説明をしていました。その他にも、吉野杉を素材とした杉箸など地元の工芸品が展示され、伝統工芸の繊細さを残しつつ、海外の顧客にも受け入れやすいよう工夫が凝らされた品々は、一際バイヤーの関心を惹いていました。

石川県は、北米での商談会への初のブース出展となった前回冬展に引き続いての出展となりました。ブースでは、モダンな柄の重箱や、こけしの柄が描かれたユニークなお弁当箱など、同県の伝統である漆器製品を中心に展示。出展された企業の方々も、アメリカでの反応に大いに刺激を感じていたようです。

今回、奈良・石川の両県は、地元からの出展企業の支援のため職員を派遣されるなど、地元企業の海外販路の開拓に向けて熱心に取り組んでいます。当事務所としても、自治体ブースの出展が今後も拡大していくよう、できる限り協力していきたいと思います。

2016年2月

所長補佐 建道 (広島市派遣)

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