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ニューヨーク・タイムズトラベルショー2013で東北地方をPRしました

ニューヨーク・タイムズトラベルショー2013の概要

2013年1月18日から20日にかけて、ニューヨーク・マンハッタンのジャビッツコンベンションセンターにおいて、米国最大級の旅行博であるニューヨーク・タイムズトラベルショー2013(以下:NYTTS)が開催されました。同イベントでは、昨年と同様に日本政府観光局(JNTO)が「Visit Japanブース」を設置し、日本政府機関、地方自治体(東京・京都・神奈川・沖縄)及び旅行代理店及び航空会社等、オールジャパンによる訪日誘客を目指しました。

当事務所では、昨年に引続き東日本大震災で被害(風評被害を含む)のあった東北地方を中心に観光客誘致PRを実施しました。特に、観光庁が米国の人気ガイドブックメーカーの“Frommer’s”とのコラボレーションにより制作したガイドブックが1月に出版されたことから、本ガイドブックのブランド力を生かしたPRを実施しました。また、昨年のNYTTSにおいてにおいてまだ多くの人に知られていなかった世界遺産「平泉」の周知及び知名度アップに努めました。

JETAA(JETプログラム経験者の会)メンバーの活躍

昨年度に引続き、総領事館と国際交流基金の共同ブースでは、日本の伝統文化の紹介を目的とした鎧甲冑の着付け体験会が実施されました。ブースでは、領事館職員等と一緒にJETAANYのメンバーが着付けの補助や、実際に甲冑を身につけ客引きを行なうなど、活躍している姿が目立ちました。

また、クレアブースでも、昨年に引き続きJETプログラムで東北に配属されていたメンバーにボランティアとしてブース運営の補助を依頼しました。協力してくれたOwen Rosa氏(岩手県)とRashaad Jorden氏(山形県鶴岡市)は、来場者に対し、それぞれの経験等をネイティブの英語で説明を行なってくれました。来場者の中には真剣に東北及行きを検討したり、彼らに対して、次の旅行の候補目的地としての詳細な質問を投げかける人が多くいました。

クレアブースのボランティアをするJETAAメンバー

甲冑の着付け補助のボランティアをするJETAAメンバー

   

クレアブースの当日の状況

通常は有料である“Frommer’s”ガイドブックの無償提供に対する人気や、東北観光推進機構及び東北の各自治体より収集したノベルティへの注目などが相まって、クレアブースには非常に多くの来場者が集まりました。

今回のクレアブースでは、東北・北関東全般を表す「Northern Japan」の言葉を使い、積極的な呼びかけを行い、来場者に日本の北東地域のプロモーションをしているブースであるとの認識を、わかりやすくアピールしました。また、東北地方について知らない来場者に対しては、“Frommer’s”ガイドブックに掲載されている日本全体のマップにより東北地方の位置を説明し、理解を得ました。加えて、“JR EAST PASS”と「世界遺産 平泉」のパンフレットを併用し、米国からの到着便が一番多い成田空港からのアクセスが容易であることも説明、「安く、早く、そしてこれまで見たことのない、世界遺産の平泉のような魅力的な地域へ行くことができる」という点を中心にアピールしました。

ブースを訪れた来場者のうち5組は、本年中に東北地方へ観光に行くと断言していました。

なお、懸念されていた福島第一原子力発電所事故に関する質問は、ほとんど聞くことはありませんでした(筆者が聞いた限りでは、懸念事項として質問に来た人は1名)。

ニューヨーク事務所所長補佐 伊藤 崇宏(宮城県派遣)

参考

観光庁の海外人気ガイドブックのブランドを活用した東北・北関東観光ガイドブック制作事業に関するページ:http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000130.html