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旅行博覧会「New York Times Travel Show」でJLGCブースを出展

2016年1月8日(金)~10日(日)の3日間、アメリカ最大級の旅行博覧会「NYタイムズトラベルショー」が、ニューヨーク市マンハッタンにあるジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催されました。

同イベントでは、日本政府観光局(JNTO)が日本に関連する団体を集めたジャパンブースを設置し、訪日観光客の増加に向けて日本の魅力をPRしました。当事務所ではJNTOブースに参加し、職員の派遣元の観光パンフレット(宮城県、和歌山県、広島市、松江市)を配布するなど、各地域の紹介を行いました。

ジャパンブースでは、鉄道、ホテル、旅行会社等の日系企業が集まり、日本に旅行予定のある人だけでなく、将来日本に行ってみたい、日本に関心のある人が多く訪れていました。観光案内をはじめとした情報提供だけでなく、日本産の抹茶を使用した調理法の紹介や試飲、スタンプラリーが行われるなど、日本文化の幅広い紹介が行われ、会場は多くの来場者で賑わっていました。

宮城県は「松島」、広島県は「宮島」といった日本三景に数えられる美しい景勝地に「一度訪れてみたい!」という声が多く聞かれました。新幹線を利用すると、仙台駅は東京から1時間半、広島駅は京都から2時間弱とアクセスもよく、東京~京都のゴールデンルートを訪れる際には、ぜひ両地方へも足を伸ばしてもらいたいと思います。島根県松江市は2015年に国宝となった松江城と和菓子を中心としたPRが行われ、伝統的な日本文化が楽しめると好評でした。次の旅行の候補目的地としての詳細な質問を投げかける人もいました。また、和歌山県は、有名な「和歌山ラーメン」だけでなく、新鮮な魚介類・みかんや桃といった果物、梅干の栽培といった食文化をPRしたカラフルなパンフレットが一際、来場者の目を引いていました。

ブース訪問者からは、「日本の自然に触れたい」「都市部から離れた地方にも滞在してみたい」といった様々な声が聞かれ、旅行者のニーズの多様性を感じました。中には、「別の国に旅行を考えていたけれど話を聞いてぜひ日本へ行ってみたくなった」と日本行きを真剣に検討される方もおられました。

日本に旅行される際には、東京・京都・大阪といった有名な観光地から少し足を伸ばせばまた違った一面を見ることができます。ぜひ日本に訪れた際には、様々な地方に回ってもらうことで、日本についてより深く知ってもらえればと思います。

2016年1月

所長補佐 建道 文子(広島市派遣)


熱心に質問を投げかける来場者


多くの来場者で賑わうJLGCブース


日本産の抹茶の試飲コーナー